「バーティミアス」読了・・・

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最終巻となる「バーティミアス(第3巻)~プトレマイオスの門」を読み終えて、ついにこのファンタジーも読み終えてしまいました・・・。人気のファンタンジーはだらだら(?)長く続くことが多い昨今、わりとあっさりと3巻で終わってしまったな~。表紙の色も、赤→青→黄とまるで信号機みたいで、とっても明確! こういうところがこのシリーズのいいところなんだけど、読み終わってしまったらさみしいもの。もうバーティミアスに会えないのかと思うと
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン  な気分。
あ、映画館で会えるかな?
2006年公開予定だそうだけど、詳細不明のままなんですよね~。

バーティミアスはやはりいいヤツだ~
憎まれぐちをたたいて、ひねくれたジン(悪魔と呼ばれるのを嫌っている妖霊)なんだけど、
知的で実はとてもあたたかい心を持った愛すべき存在。
1巻からナサニエル少年より彼(バーティミアス)に惹かれていたんだけど、
読み進めていけばいくほど、彼の魅力は高まるばかり~(体はどんどんボロボロになるんだけどね)

このシリーズは、ナサニエル(後にジョン・マンドレイクと名乗るようになる)という魔術師の少年と、
彼が召喚するジン・バーティミアスを中心に展開する。
そして途中からキティという女の子(こちらは特殊な能力を持った人間)が加わって、各章ごとに
それぞれが中心になって書かれている。
中でもおもしろいのは、バーティミアスの章で、ここは彼の独特の語り口調で書かれ、
おまけに欄外にはみだし的な彼のつぶやきが載っていて実にユニーク。

バーティミアスは、「成分」でできていて固定の形がないため、人間界では自分で好きな「形」を
つくって存在しているわけだけど、彼のお気に入りは色黒のエジプト少年の姿
これが実はプトレマイオスという上品で知的な王家の貴公子の姿で、
彼とバーティミアスとの間の過去(紀元前)の秘密・・・とても強い絆で結ばれていた・・・
というようなことが第3巻「プトレマイオスの門」で明かされる。

そして、エジプト少年姿のバーティミアスに惹かれたキティとバーティミアスの関係、
ひねくれ者同士でお互いいがみあっているナサニエル(主人)とバーティミアス(奴隷)の関係、
これらが次第に変化していくところが見どころになっています。

傲慢でひねくれもののナサニエル少年の性格の悪さに嫌気がする読者もいるようだけど、
最後の最後のほんとに最後で・・・

古代エジプトの貴公子プトレマイオスに彼が重なっていく!

ここがこの物語の醍醐味ですね~。
種族を超えた信頼関係、そして  ですね~~。

だから、魔法とか戦闘とかははっきりいってどうでもいい・・・私にとっては。
(子供たちはこれらが見所なんだろうけど)
最後の方、彼らの関係がどうなるのか・・・が気になるのに、延々戦いのシーンが続くのは
ちょっとイライラしたけど、まあ仕方ないですね(一応児童書だし)。

この本は、ファンタジーの中でもどちらかというと大人が楽しめる部類ではないでしょうか。

ところで、私は1巻ずつ買ったから右上画像にあるような「3巻セット化粧ケース付プレゼントセット」
を持っているわけではない。いつも思うけど、なんか損だよね~~。1巻ずつ予約して楽しみに
買っているファンにはもらえなくって、まとめ買いの人だけ化粧ケースとかがもらえるなんて。
最終巻にはそういうファンのために化粧ケースを付録でつけてほしいものだわ・・・。

◆理論社のバーティミアスのサイト
http://www.rironsha.co.jp/wadai/4-652-07735-1.html
ここに訳者のコメントが載っていますが、なかなかおもしろいです。
この本は、原作はもちろんだけど訳がいいんだと思います。とても読みやすい・・・。

バーティミアス 化粧ケース入り プレゼントセット

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