ギター協奏曲・アマゾン川・ブラジル風バッハ(ヴィラ=ロボス)

画像ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」の追っかけで見つけ、「アマゾン川」というタイトルと熱帯雨林~なジャケットに引かれて借りてきました。
最初と最後の2曲(特に「アマゾン川」)は正直かなり疲れる演奏なのですが、そんな中で光っているのがギター協奏曲! 

この曲は素晴らしいですね。まさに鬱蒼と茂るジャングルの中のオアシス・・・じゃなくて、どう言ったらいいのかしら? ジャングルで見つけた天然のシャワー(滝つぼ??)あるいは露天風呂といった感じ?(←意味不明ですね、すみません^_^;)

収録されているのは、↓の順番なのですが、曲の印象により好み順【ギター協奏曲→ブラジル風バッハ5番→同2番→アマゾナス】に並べ替えて自分用に録音しました。


「アマゾン川--ヴィラ=ロボス:傑作集」
◆ブラジル風バッハ(バキアナス・ブラジレイラス)第2番
Ⅰ Prelude
Ⅱ Aria
Ⅲ Toccata
◆ブラジル風バッハ(バキアナス・ブラジレイラス)第5番
Ⅰ Aria
Ⅱ Dance

◆ギター協奏曲
Ⅰ Allegro preciso
Ⅱ Andantino e andante
Ⅲ Allegretto non troppo

◆交響詩「アマゾン川(アマゾナス)」
指揮 エマニュエル・グリヴィヌ リヨン国立管弦楽団
マリア・バーヨ(ブラジル風バッハ第5番/ソプラノ)
ロベルト・アウセル(ギター協奏曲/ギター)
1994 モーリス・ラヴェル・オーディトリアム(リヨン)録音


■1番目に収録されている「ブラジル風バッハ2番」

先日聞いたポール・カポロンゴ指揮パリ管弦楽団の演奏(こちら参照)がまだしっかり耳に残った状態で聴いたのですが、相当演奏が違いますね~。こちらの方が、何と言うか(よくも悪くも)

熱帯雨林だぞ~~!ブラジルやで~~どうや~~!!!(気分は関西弁・・・)

っていうような演奏に私は感じたのですが・・・。
演奏の濃さのわりに、録音が94年ということでわりと最近なのにどうも音がよろしくないためか、いま一つ演奏に入り込めないのが残念なのですが。
でも、このアリアの出だし部分はすごく好きです。どことなく、私の好きな「シエスタ」(マイルス・デイヴィス&マーカス・ミラー)のスペイン~な香りがぷんぷん漂って・・・(ああ、ついでにこれが聴きたくなって今これ聴き中。今度感想書こうっと)

■次は、ソプラノのAh~♪vが美しい「ブラジル風バッハ5番」

こちらも前述のアルバム及び「中丸三千繪とベルリン・フィル12人のチェリストたち」の演奏で聴いていたのですが、こっちはあまり演奏には抵抗がなく聴けました。やはり美しい曲は美しいですね♪v(*'-^*)^☆
このマリア・バーヨのソプラノですが、彼女は本当に美声。彼女の高音は、時に天を突き刺しそうな鋭さも持った細いながらハリのある声で声量も落ちない・・・ところが素晴らしいのでしょうが、高音×大音量というところがやや私ごのみではない(体調によっては聴くと疲れる)ところも。
しかし、声量を抑えたアリアに戻ったところは、本当にすばらしいです!

■そして、「ギター協奏曲」

これはもしかしたら部分的にどこかで聴いたかも?と思うのですが、全曲通して録音では初めて聴いたように思います。全体に「ぎょうぎょうしい」感じの曲が多い中で、この曲はホッします。これぞ私の好きなヴィラ=ロボスのギター曲という感じで。
バックのオケにはアマゾンのざわめきを感じさせる部分はあるものの、ギターの奏でるメロディーがいちいち美しいのです。

この曲は、彼がセゴビアのためにつくったのだそうですが、最初はギターソロの聴かせどころのカデンツァがなく、セゴビアに追加するよう依頼されてへそを曲げながら追加したというエピソードがあるそうです。このカデンツァだけがちょくちょく演奏されているようですね。福田さんの演奏なんかも聴いてみなくちゃ。

■最後が、重い「交響詩アマゾン川(アマゾナス)」

うーん、暑苦しいΣ( ̄□ ̄;;;)!! 17年にリオで作曲され、29年にパリで初演されたバレエ音楽だそうで、風の神に追い回される一人のインディオ娘を主人公にしたものなんだそうです(あら、ポカホンタスみたいですね・・・)。

いったいどんなバレエだったのでしょう。いやいや、暑苦しいとか重いとか疲れるとかさんざん書きましたが、「ながら聴き」や、アリア~やギター協奏曲の流れでうっとり聴かず、「その気」で聴いたら、野性味あふれる力づよいよい曲なのかもしれません・・・。疲れても、12分と短いのもよいところですね(^_^;)

ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番,第5番,ギター協奏曲,交響詩「アマゾン川」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番

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この記事へのコメント

2006年05月19日 01:36
うるるさん、こんばんは。
このアルバム、何か私好みっぽいなあと思いました。
ちょっと探してみます。

garjyu
うるる
2006年05月19日 01:58
garjyuさん、すっかりブラジル風バッハ5番が気に入って、ちょっと集めてみたものの一つです。お好みに合いそうですか? それは、
「熱帯雨林だぞ~~!ブラジルやで~~どうや~~!!!」
ってとこがでしょうか?(笑)
いや、それは冗談ですが、聴かれてみて期待を裏切っちゃったらすみません。
2006年05月19日 02:04
うるるさん、
ご心配なく。ときどき、“ウォー”というオタケビをあげたなるような爆演や、聴いていて鼓膜が破れてしまいそうな音楽というのも聴きたくなることありますので・・。
最近ではロシア系のフレンニコフの交響曲というのをブログで紹介しました。これは、うるるさんのようなレディが決して近づいてはいけない世界ですが・・興味あります?

garjyu
うるる
2006年05月19日 02:20
おたけび系でも爆演系でもないかもしれませんが、暑いです・・・。本人にも書きましたが、音がくぐもっているんですよ。これをクリアで大きな音で録音してあったら、本当に汗がだらだら流れるかも・・・なのですが。その点、garjyuさんには物足りないかもしれません(^_^;)

で、気になりますねえ、そのレディが決して近づいてはいけない世界~~。いやいや、レディと呼ばれるのは大変気がひけますが、内容に引かれて記事を拝見してまいりました(すっとばしておりました・汗)。シートをあの赤×青シート(これ、好きなんですよ。以前メーンシートにしてました)にしたくなるような演奏なんですね(笑)。レディは近づいちゃいけないのに、超かっこいいなんて、聴きたくてたまりませんが、あいにく県内どの図書館にもないもよう・・・残念・・・。ひとまず、試聴できるものがあったら教えてくださいませ。

今、映画「カルテット」のサントラを聴きながら感想書いてたとこです。

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