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zoom RSS 「三秒間の死角」アンデシュ・ルースルンド ベリエ・ヘルストレム著

<<   作成日時 : 2013/11/22 02:37   >>

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画像再び、スウェーデンの犯罪小説。翻訳者は、スウェーデン小説でおなじみのヘレンハルメ美穂。『死刑囚』をしのぐスケールと、予想もつかないストーリー展開で世界をあっと言わせた、『ミレニアム』ファン必読の北欧ミステリ最高峰。映画化決定!ということであおられたら、読まずにはいられません。市立図書館に入庫してもらって、届いたのでいっき読みしました。

犯罪組織から刑務所に麻薬密売の拠点を築くよう命じられた警察の密告者パウラ。政府上層部の後ろ盾を得て順調に商売を始めたが、やがて入所前に彼が関わった殺人事件を捜査するグレーンス警部の追及の手が伸びて……(角川書店サイトより)

この作家のものは、『制裁』『ボックス21』『死刑囚』などに続き、これで5作目だそうですが、私は今回初めて読みました。ヘニング・マンケルの作品にくわえて、こちらも読んでみようかな。作家の年齢がこちらのほうが私と近いので、世代の違和感は少なそうだし。

ということで、次は『死刑囚』から読んでみましょ。



で、「三秒間の死角」の感想ですが・・・

読ませますね。そして、本なのに、見せてくれます。映像が映画のようにスリリングに目に浮かび、肌で感じられてしまうんですね。これは映画に向いていますので、映画化決定というのもうなずけます。映画はどこでつくるのかなあ? スウェーデン? 他のヨーロッパ? ハリウッド?? 「ミレニアム」やヴァランダーシリーズ(ヘニング・マンケル著)などに比べて、スウェーデンの必然性というか、北欧ならではの世界をえがいたものではないので、ハリウッドとかでも違和感はなさそうですが。

ストックホルム市警のベテラン警部、エーヴェルト・グレーンスと、潜入捜査員パウラことピート・ホフマン、この2人を中心にして、他の警察や刑務所の関係者らが入れ替わり中心となって展開されていきます。北欧ならではの聞きなれない名前(しかも長い!)のせいで、この人だれだっけ?となり、何度も何度も表紙裏の「主な登場人物」のところをめくりながら読んでいかなくてはいけないのですが・・・(・。・;

前半は、殺人事件の謎を追うことで「極秘作戦」の邪魔をし、パウラを追い詰めてしまうことになるグレーンス警部にあまり共感を持てないのですが、後半はこのグレーンス警部が秘密を暴いていくことになり、その段階になってパウラを応援している読者はこのグレーンスにも共感していくことになると思います。

パウラの手口がとにかくぬかりなく、鮮やかで、痛快なのですが、最後、疑問が残ったところもありました。


パウラは、刑務所を去るとき、どうして監視カメラにわざわざ顔を見せたんだ?(死んでることにしたかったはずなのでは?すぐにバレたらかなりやばかったと思うんだけど・・・)

あの終わり方は好きだけど(エリックとパウラの最後のやりとり)、エリックは無罪放免というわけにはいかないよね??


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